2024年5月17日ー5月18日の期間、和歌山市（和歌山城ホール）で開催された、第37回日本老年泌尿器科学会学術集会（原　勲　会長；和歌山県立医科大学泌尿器科教授）と第13回PVP研究会（桑原　勝孝　会長；長久保病院理事長・院長）に当院院長が参加し、当院における75歳以上の前立腺肥大症に対するPVPの有用性と安全性について発表しました。超高齢化の進む我が国において、泌尿器科領域は益々重要な領域のひとつとなってきています。とりわけ、高齢男性に多い前立腺肥大症は、今後も増加の一途を辿ることが予測されます。当院では、2013年6月より、GreenLight HPS（120W）を用いた前立腺肥大症に対するレーザー手術（光選択的レーザー前立腺蒸散術：Photoselective vapolization of prostate:PVP)を開始しておりますが、2019年3月からは最上位機種のGreenLighit　XPS（180W）に変更し、現在は前立腺体積が100 ccを超えるような大きな前立腺肥大症に対しても、安全に手術を行えるようになっています。なお、2025年7月には、第14回PVP研究会学術集会が東京で開催予定ですが、飯田院長が次期会長を務める予定です。今後も、益々増加する前立腺肥大症による排尿障害に悩んでおられる患者様のご期待に沿えるよう精進して参ります。

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