私は、看護職として40年以上透析医療に携わって参りましたが、現在は泌尿器科の外来診療、手術にも関わることで、さらなるスキルアップを日々実感しております。現在は、当院の理念である、患者様ひとりひとりに最適な医療サービスをご提供するということを実践するため、医師、看護師、臨床工学技士をはじめ全てのスタッフがチームを組んで取り組んでおります。また当院では、外部講師による定期的な勉強会や学会活動、専門資格の取得を推奨しており、看護学生を含む新人教育からキャリアアップ支援まで充実したサポート体制を整えております。今後も、看護師としての成長のみならず、ひとりの人間としての成長を応援していきます。現在、当院では子育て世代のスタッフも多数在籍しており、ワークライフバランスの取れた働きやすい職場環境の実現にも取り組んでいます。
当院では、臨床工学技士が4名在籍しております。当院の特徴といたしまして、血液透析と泌尿器科内視鏡手術を幅広く行っております。
まず、血液透析におきましては、全て最新のオンラインHDF対応機種を用い、電子カルテとの連動で患者様ひとりひとりに合わせた治療環境をご提供できるよう努力致しております。その中での臨床工学技士の役割といたしまして、透析部門では日々の透析業務を始め、透析関連機器の保守・管理、透析用水の水質管理等を行っております。
また、当院の手術室は、ホルミウム・ヤグレーザーとグリーンライトレーザーの2種類のレーザーを保有し、尿路結石症や前立腺肥大症、尿路上皮癌などの泌尿器科内視鏡手術に幅広く対応しております。我々臨床工学技士は、手術に使用する内視鏡やレーザー機器、麻酔機器や生体監視装置等を安全に使用できるように、普段からのメンテナンスを行うとともに、手術中は医師の指示のもと、手術機器の操作にも積極的に関わっております。さらには、日常の業務だけではなく、院内外の研修や各種学会への参加・発表等にも取り組み、より高度な知識・技術の習得にも努めております。
私達、受付スタッフは現在3名在籍しており、患者様に笑顔での対応を心がけ安心感を与えられるようにしたいと思っております。また2019年3月より医療コンシエルジュを立ち上げ、外来の受付業務のみならず、透析患者様や入院患者様の質問や要望、保険の申請方法など、より細かいサービス向上に努めております。当院における診療について、ご不明な点がございましたら、遠慮なくお尋ね下さい。