当クリニックは、昭和46年に地域で最も早く慢性腎不全に対する血液透析センターを開設しました。
その当時より重ねた経験と信頼を受け継ぎ、現在も久留米大学内科学講座腎臓内科部門との連携で、質の高い透析医療を提供しています。検診で偶然発見された検尿異常(蛋白尿・血尿)や、さまざまな原因によって腎機能が低下した方の原因の検索と治療を行います。
また、内科疾患の可能性が低い場合は当クリニックの泌尿器科も受診していただく場合がございます。腎臓機能障害では腎機能の低下防止に努めますが、症状が進んだ場合でも安全に透析療法へ移行できます。
また、がんなどの場合も、近隣の総合病院や大学病院との連携でスムーズな移行を取り計らいます。
腎臓は、肝臓とならび沈黙の臓器と言われ、病気の初期にはほとんど自覚症状がありません。健康診断などで血尿や蛋白尿を指摘された方は、たとえ無症状であっても放置せず、必ず再検査を受けて下さい。また、あきらかに尿に血液が混じる、体の浮腫(むくみ)がある、血圧が高いなどの場合は速やかな受診をお勧めします。
慢性腎炎や成人病(高血圧・糖尿病・高脂血症・高尿酸血症)、泌尿器科疾患(前立腺肥大症・尿路結石)など、その原因は多岐にわたります。内科・泌尿器科の両面により原因を検索します。
慢性腎炎が疑われる場合、腎生検(腎臓の組織検査;連携施設で実施)を行い、診断を確定します。
病状によっては、ステロイドホルモン等による治療が必要となります。
慢性腎臓病と診断された場合、適切な食事や生活指導を行った上で、適切な薬剤を使ってコントロールしていきます。
初診時に既に腎機能障害が進行している場合、それぞれの患者様の状態に合わせて適切な治療方針を決定し、出来るだけ透析に至らないよう治療していきます。
また、透析治療が必要となった場合には、半世紀近い治療実績のある透析センターを持っています。
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